無から有は生じない。

魔法とか魔術とか言う類もその制約からは逃れられない。
エネルギーの保存という法則からは逃れられない。
実に夢のない話だ。
魔法とか魔術と言う類は魔力という
摩訶不思議なエネルギーの保存則でしかない。
魔力という一種の生命のエネルギーが場に存在する。
エネルギーは変化をして場ではぜる。
熱、光、物質を動かす力。
物を燃やすには相当量の熱が必要だが、
ライターの火打ち石を動かす力さえあれば事足りてしまう。
物を照らすには相当量の光が必要だが、
懐中電灯のスイッチをスライドする力さえあれば事足りてしまう。
肉体的、精神的に消耗をしてまで行う行為ではない。
科学の力とはなんと便利で、
そして偉大な魔術師を殺す魔法なのか。
・・・なんて言うお話を考えてみた。
・・・う〜ん・・・ありがち。