ゲームレビュー第六回「思春期」(RUNE 2005/09)

 ってことで拙猫にしては珍しく発売したてのゲームです。
っていうかこんなに早くにインストールしたのって
そうそう無いですよ?しかも終わってるし。
自分でびっくり。
 簡単なあらすじ。
妹と両親の家族4人で暮らしていた主人公。
ある日、父親が「今日から新しい家族が増える」とのたまいます。
そんな訳で合計4人になった妹との新しい家族の生活がスタートです。
・・・12人の妹に比べれば全然少ないので問題ありませんネ。
 ゲームシステム的なこと。
2択なり3択なりの選択肢を選んで分岐していくストーリー偏重型アドベンチャー
時たま出てくる選択肢を選ぶだけなので目新しさは無い。
クイックセーブ、クイックロードがあるのだが、
メニューには無く画面下部にマウスを持っていく必要がある。
キーボードのみでプレイしてたりすると縁が無いかもしれない。
ちなみに拙猫はJoyToKeyでのジョイパッドプレイ。
名前変更不可。
まぁ、音声付きの場合、名前の変更が可能だと
そこだけ間抜けな感じになるので微妙なところ。
場面転換時に画面を細切れにし、各コマを回転させるエフェクトは面白かった。
(場面転換に適切かは別として)
 話的には無難なライン。
攻略対象が4人なのであまり被る事も無く・・・
話の起承転結って上で山を作る必要があり
どうしても一時的に暗くならざるを得ない訳ですが、
家族ということで話の幅が狭まっていると言うか・・・
ある程度予想が出来てしまうのが欠点でしょうか。
話は全体的に明るく三村風突っ込みをしたくてたまらない系です。
 絵的には・・・ちょっと?ってライン。
野々原幹さんの迷走が感じられるような・・・
ところどころらしい部分はちゃんとあるのですが、
たまに「?」って部分もあったり・・・
いろいろと外圧とかあってらしさを表現しきれなかったんでしょうか?
 絵的というか背景の出来が微妙なところ。
解像度が上がっている所為か全体的に小奇麗すぎて
現実味がないと言うか浮いていると言うか・・・
それはそれ。
学校の中がアメリカ映画の監獄の中そっくりなんですよ。
監獄学校級としておきます。
・・・なんじゃそりゃ(^^;)
ちなみに・・・拙猫的には昨日の無デレテンプレに収まる
雪来さんが一押しです。ええ。
 そだねー