異形の身体を二つに切り裂いていく。

異形の肌は醜く焼かれ、脂があわ立った痕が残る。
白雪のように白いものをまぶしていく。
苦しみに声を上げたとしても、
人ならざる物の声は私の耳に届かない。
私は黒い液体を手に取り、異形の身体にたっぷりと振り掛けていく。
その見た目とは裏腹に滑らかに異形の肉に染み込んでいく。
私は二本の獲物を手に取り、異形の身体に突き立てついばんでいく。
「ぁぁ・・・秋刀魚ウマー」
それは秋の味覚。