ゲームレビュー第四回「リコッテーアルペンブルの歌姫ー」(RUNE 2003/09)

 開き直ってるのでいいんです。
すっごい久しぶりですが、やっと終わったので・・・
・・・コンプリートはしてませんが。
発売から1年経つ前に終わりました。
・・・ひどい話だな。おい。
2週しかしてませんが、9割は見たらしいので終わりってことで。
 さて、タイトルを見てもらえれば解るかと思いますが、歌モノです。
個猫的に思うことがあります。
「歌モノは歌っちゃイカン」
マンガや一昔前の音声の無いゲームなら
歌モノはアリだと思います。
しかし、アニメや今の音声アタリマエ的な風潮の中でのゲームで
歌モノをやっちゃいけません。
売れないバンドが売れて行くようなサクセス話ならアリかも知れませんが、
仮にも歌姫と呼ばれちゃうような人の歌ってのは
それはそれは万人に褒め称えられる歌であるベキです。
音声が無ければ見てる人の想像により
歌詞がどんなに寒かろうと、すごい歌なのです。
で、本作の歌姫の実力ですが・・・
素直な感想を言わせてもらえば、
「これで歌姫って言われてもなー。苦笑」
あえて括弧無しの苦笑って感じです。
 簡単なあらすじ。
パブでしがないピアニストとして働く主人公は
港でとある女の子と出会います。
女の子はリコッテと名乗り、帰る場所が無いといい、
主人公は自分の家に泊めてやることにします。
そこからはじまるドタバタな日常。
そしてサクセスストーリー。そんなところでしょうか。
 ゲームシステム的には
延々会話を見続けてたまに選択肢を選択すると言う
最近にはありきたりなゲームシステムです。
選択肢は恐ろしく少ないと思います。
つまり・・・延々と会話を見せ続けられます。
画面的には上にメイン画面。
下に会話表示部分といった無難なモノ。
つまり・・・延々と画面の下、4ー5行を延々と見続けます。
(しかも会話は1ー3行程度で終わる事が多い)
文字の色が薄い上に背景色も薄い色となっており、
拙猫はかなり目が疲れました。
某ヴィジュアルノベルのように
CGの色を暗くし、画面全体に文章が出た方が読みやすいよなー。
とか思いながらプレイしてました。
 話的にはまぁ、無難でしょう。
個猫的にはだらっと長過ぎと感じました。
日常部分がたっぷり描かれているとも取れますが・・・
長くてだれました。
最初に選択肢で主人公の性格付けをし、
大きく二つの話に分かれて進みます。
個猫的には Largo > Allegro という順が
精神衛生上よろしい気がします。
 総評として・・・
なんていうか・・・疲れた。とにかく疲れた。
それはそれとして・・・
後はとにかく歌姫です。
歌の内容がパブとしてどうなのよ?
とかっていう突っ込みもあるようですが、
「これで歌姫って言われてもなー」
ってのが一番です。
歌モノは歌っちゃいかん級
ということにしておきます。